きらりについて
きらりの想い・理念
一般社団法人人生安心サポートセンターきらりは、老後の生活で起こりうる、あらゆる問題のサポートを目的として2011年(平成23年)に設立した団体です。
当法人は、執事となり、地域に密着した法人として、『安心して最期まで自分らしく生きる』という人生設計をご提案します。そのことを実現するために、高齢者の連帯保証人の引受及び身元引受のほか後見人の引受、日常生活の支援、資産の有効活用、死後の手続きなどを引き受けます。
ひとりの老後を安心サポート
自分の人生観や価値観の変化により、生涯一度も結婚をしない方や、離婚する方、子供を持たない夫婦も増えています。「退職後に備えた多少の資産はあるから、これを活用しながら親族に心配や負担をかけることなく、心身ともに穏やかな終末を迎えたい」と考える方もおられます。きらりは、このような方々をサポートします。
高齢者を狙う特殊詐欺から守る
近年は、ひとり暮らしの認知症高齢者を狙う特殊詐欺が非常に多いです。
認知症の症状として、判断力の低下、記憶力の低下、理解力の低下があります。やっかいなことに、自分で自分が認知症だと認識できません。そのため、自分で自分が認知症だと認識しないままひとり暮らしをしている高齢者が世の中にたくさんいます。そのうえに、特殊詐欺の犯罪者グループがたくさんいるので、特殊詐欺の被害がなくならないのです。
広島でも起きている特殊詐欺の被害
中国新聞の報道によると、2019年、広島市安佐北区で一人暮らしをしている高齢の女性が特殊詐欺の被害にあいました。
犯人は被害者へ次のことを電話で話したそうです。
「広島に建設する介護福祉施設に入居できる権利がある」「入居する意思の有無にかかわらず、入居費用を支払う必要があり、支払わなければ刑務所に入ったり、財産を差し押さえられたりする」
その電話の後、6回もその被害女性の自宅に来て、合計3980万円ものお金をだまし取られてしまいました。老化で判断力が低下すると、このようなウソがわからなくなるのです。
このような被害にあわないように、きらりは、会員様が認知症になる以前から、その生活を見守り、相談を受けるなどしてサポートします。
きらりの事業
法人概要
- 名称
- 一般社団法人 人生安心サポートセンターきらり
- 所在地
- 〒730-0011
広島市中区基町5番44号 広島商工会議所ビル8階 - 代表者 理事長
- 橋口 貴志
- 設立
- 2011年7月1日
- 事業内容
- 後見人、身元保証人、資産管理、葬儀、お墓などのトータルマネージメント
- 事務局職員
- 約17名(司法書士法人ありがとう職員含む)
- 会員様
- 延べ400名以上
平均年齢76.7歳 最高齢98歳 最年少45歳(2024年6月現在) - 実績
- 締結済任意後見契約 160件以上
病院、介護施設、賃貸住宅の保証人引受け 1000件以上
会員様専用お墓のサービス
広島県内の行政機関、金融機関、大学など様々な期間での講演、100件以上
過去のテレビ、新聞からの取材、数十件
2019年 広島大学から学術指導をうけて、サービスレベルが向上
2020年 社会貢献事業を開始
きらり会員様からの寄付金を原資に、地域包括支援センターなどへ足踏式消毒液、ポンプスタンドを寄贈。
今後、公益財団法人ひろしまこども夢財団へ寄付など、継続的に社会貢献事業を実施予定
2021年 ひろぎん生活パートナーサービスと業務提携
2022年 きらり奨学金給付事業開始
2023年 きらりビルプロジェクト開始
理事長あいさつ
顧問・役員
- 顧問 大塚 一郎(弁護士・元広島高等裁判所裁判官)
- 顧問 山下 江(弁護士法人 山下江法律事務所 会長/弁護士)
- 会長理事 谷村 武士(元広島商工会議所 専務理事)
- 理事長 橋口 貴志(司法書士法人ありがとう 所長)
- 理事 荒本 徹哉(元広島市副市長)
- 監事 三浦 真一(三浦真一税理士事務所 所長)
アクセス
広島市中区基町5番44号 広島商工会議所ビル8階
公共交通機関・駐車場
広島商工会議所ビル8階にあります。
・広島中心部、紙屋町のそごう・バスセンターから徒歩3分。
・広島電鉄では原爆ドーム前駅から徒歩1分。
〈車でお越しの方へ〉
車でお越しの方は、広島商工会議所ビル地下に無料専用駐車場もございます。
SDGsの取り組み
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
高齢化の課題に取り組みます
一人暮らしの高齢者は、多くの人たちに見守られて生活するのが望ましいことです。
きらりは、高齢者が健康的な日常生活を送ることをサポートします。住み慣れた自宅での生活を希望する高齢者には、できるだけ希望どおりの生活を送るためのサポートをします。重度の認知症となっても、自宅で生活を続ける場合は、特殊詐欺の被害防止のために後見人としてサポートします。
高齢者向け住宅への転居を希望する高齢者には、地域、料金、サービス内容について、ご希望に近い住宅をご紹介するとともに、入居の際の保証人を引き受けます。
地域を巻き込んで
社会貢献に取り組みます
持続可能な開発に向けて、異業種のパートナーシップを構築します。
きらりのサービス提供につき、市役所、病院、ケアマネジャー、銀行、裁判所など、各種の組織、事業者、専門職と連携し、パートナーシップで、SDGsの目標達成に向けて取り組みます。
さらに、きらりは、社会貢献事業を実施するために寄付を募集し、パートナーシップで寄付財産を活用し、奨学金の給付、児童福祉施設の児童への援助、子供食堂支援など、未来のための子育を支援し、SDGsの目標達成に向けて取り組みます。
きらりのスタッフ自身もより豊かに
女性も男性も共に働きやすい職場環境づくりに努めています。男性も女性も平等に、出産、育児、介護をするための休みを取ることができます。さらに、変則的な時間で勤務することもできます。事業所は、その実施推進をおこない、職員も相互に協力します。