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エンディングノートとは?作成する目的と作成方法

2023 . 09 . 24

エンディングノートとは、自分の将来の希望を書いておくためのノートです。数年前まで書店でもエンディングノートの用紙がたくさん販売されていましたので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、老後についてのご自分の希望を明確にするための大切なツールである「エンディングノート」とはどんなものか、どのようなことを書くものかを、解説していきます。

 

エンディングノートとは?

「エンディングノート」は、これまでの自分の経歴、家族や親族のこと、財産のこと、今後自分が受ける医療に関する希望、どのような葬儀にしたいのかといった、自分の将来について書いておくためのノートです。

 

エンディングノートを作る目的

「エンディングノート」は、ご自身が書き留めておきたいことを自由に幅広く記載することができます。「エンディングノート」を作成しておくことで、自分の希望を周囲の人にきちんと伝えることができます。

 

エンディングノートは誰と作るべきか

エンディングノートは誰と作るべきか

「エンディングノート」は、これから生活を支えてもらう人に一緒に書いてもらうことをおすすめします。
なぜなら、自分だけで作成したとしても、自分の将来の希望を実現してもらう人がいなければ、ノートを作成する意味がないからです。
同居の家族がいる場合はその家族に、いない場合は終活サポート事業者に、「エンディングノート」を作成してもらいましょう。

 

エンディングノートには何を書くのか?

エンディングノートには何を書くのか

例えばエンディングノートにはこのようなことを書きます
・過去の学歴、職歴、ボランティア歴、趣味など、人生の振り返り
・過去の病歴、手術歴、通院中の病院、かかりつけ医の名前、アレルギーの内容、飲んでいる薬、担当ケアマネジャーの名前、
・終末期医療に関する希望 延命治療の程度
・逝去の旨を連絡すべき人の住所氏名、電話番号
・納骨してほしいお墓の場所

「エンディングノート」を作成する過程で、終活に関する様々なことが浮かび上がり、終活サポート事業者へ依頼する場合は、依頼すべき内容がはっきりします。
そして、エンディングノートを作ることにより、任意後見契約、保証委託契約、遺言、死後事務委任契約などの個別の事務手続きの必要性が判明します。
それら個別の手続きについて終活サポート事業者から案内を受け、その案内にそって終活を行いましょう。

 

エンディングノートを作成する目的と作成方法についてのまとめ

エンディングノートは、いつか訪れる「自らの死」と向き合い、自分の希望を周囲の人にきちんと伝える手段の一つとして非常に重要なツールです。しかし、自分のエンディングノートを自分で作ることは難しいです。自分の体が動かなくなったとき自分が希望することを終活サポート事業者が引き受けるか否か確かめながら、エンディングノートを終活サポート事業者に作ってもらいましょう。

人生安心サポートセンターきらりの場合、身元保証人、身元引受人、連帯保証人、緊急連絡先を引き受けることに加えて、必要に応じて、病院受診の付き添い、介護ヘルパー手配などのサポートも行っております。気軽にお問合せください。

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