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関係者と連携して見守り

2022 . 09 . 16

会員さまカルテ

Y様 女性 83歳

・東広島市在住
・自宅 一戸建て(持ち家)
・夫は逝去、子どもいない
・兄弟は疎遠
・要介護度:要介護1

 

入会の動機

高齢医者施設にお一人で暮らしている、83歳の女性Y様。もともと、現在入居されている施設の近くにあるご自宅で、ご主人と二人暮らしでしたが、生活費をご主人が管理されており、Y様はご主人に頼っての生活を送られていました。

そのご主人が急逝され、自宅での生活に必要な様々な財産管理方法がわからず、ご主人の逝去後の公的な手続きや財産相続の手続きにも手を付けられずにお困りになってらっしゃいました。それを見た地域包括支援センターが、施設の入居手続きときらりへの入会手続きをサポートしてくださいました。

きらりにご入会後は、きらりが私設入居の保証人を引き受け、その後役所に必要な届出、遺産相続のための手続きなどを行うためにY様を何度も訪問して打ち合わせました。また、遺産相続の協議に関しては、ご本人が協議に参加することはできないため、きらりから弁護士事務所をご紹介し、弁護士さんからの報告を一緒にお聞きしています。

また、生活面でも、財産の管理ができないY様のために、きらりで通牒を預かって金銭の管理をする「財産管理委任契約」を結びました。この契約により、Y様の代わりにきらりが手続き(お支払い)ができるようになりました。

ご主人との思いでが詰まったご自宅も、この契約の一環で、定期的にきらりが見回りに行き、異常がないか確認し、Y様にご報告しております。

さらに、「財産管理委任契約」とセットになっている「定期訪問」サービスで、毎月一度、施設を訪問し、Y様に通牒の収支報告をしながら預金の管理をしております。定期訪問の際には、Y様のケアマネジャーにも同席いただいて情報共有することで金銭面、身体面の双方からサポートを続けております。

 

事務局からのコメント

今後も毎月の定期訪問の際に、日常生活の変化やお困りごとがないか配慮しながらサポートしてまいります。

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